2011年05月24日

車に【人】

2011_05_21.jpg
もなっちは常にもなっちのまま


被災地のお話なので、まずはもなっちの写真で和んでから読んで下さいまし。


GW後、このところずーーっと仕事が多忙を極めていた連れが
長年の友人のお手伝いに石巻に2日間行った時の話。

友人は仙台市在住で自宅はガタ付いたものの、ご家族全員ご無事。
(ライフラインは当然全滅状態だけど避難所には行かなくて済んだ)

ただ、友人は石巻出身でご実家には80才ちょっとのお母様が在住しておられて
お母様宅は比較的高台寄りにあったこと、地震直後にご近所さんが来てくれて
すくに高台まで避難して命拾いしたとの事。

ご実家は全壊こそ免れたものの、やっぱり2Fまで浸水してしまって
余震の様子を睨みつつ、暖かくなってきたので本格的に片付けを始めたんですって。

で、連れも友人のお手伝いって事で私から厳命されたことを守るからと誓わせて
(大きな余震が来たらすぐ逃げること・薬と薬手帳を肌身離さずいること)
震災後初めて宮城県入りした次第。


友人の車で石巻に向かう途中に放置車両を積んだ配送車とすれ違った際に
何台かの車に【人】の紙が貼ってあったそうで訊ねたところ

それはその車の中に人が居たって印なんだよ』と教えられたそうだ・・・


実際に目にした石巻の瓦礫の山を見て呆然として
もう2か月も経ったのに片付ける重機類が足りてないのか?また訊ねたら

あの中にまだ行方不明者が居る可能性があるから
ブルトーザーで一気にズズッいと押して行けないんだ
』と。


例えが違っているかも知れないけれど、NY9.11の時のように
窓ガラスの欠片一つにもDNAが付着しているかも知れないので
そっとそっと扱い、少しずつ判別するための作業が必要だとの事。


連れ曰く、
あの作業の様子では今年中に大きな空き地は出来ないかも知れない、と。

道路も本当に段差が出来てしまっていて通れない箇所も多かったし
帰路では、名取市の畑にはタイヤが生っているを見たそうだ。
津波で流された車から外れたタイヤの群れ・・・


友人は今失業してしまったので、なるべく石巻に泊まり(高台のご親類の庭で車中泊)
ご近所さん同士で協力して片付けをしている。
で、その友人から私を含めた女性への伝言があったとの事。


暑くなって来て、色んな悪臭が凄まじくなると思うし、トイレとか勿論水洗じゃないし
体力勝負になったら女性は絶対無理。
一日二日で来るなら、それよりも夏物の服や冷却マットを送って欲しい。
それは自分で調べて確実に手早く人の手に渡る方法を選んで欲しい。


我が家は友人に直接お見舞い金を渡した。
友人は『いつ返せるか判んないけど良いか?悪いな』言われたけど
私が働いて稼いだお金じゃないもの。
私にお礼を言われても困ると苦笑いした。だって他に何も言えないよ。。。
posted by あびび at 18:35| Comment(4) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
実際に被災地へ行った人から直で聞く現地の様子は、
テレビを何時間観るよりも、身につまされます。
話せる内容は限られた地域の限られた現況だろうし、
もっと困っておられる方も多いでしょうね。
適材適所、もちろん長期的救済であるだろうけど、
目の前の一季節一季節を乗り越えていく支援を積み重ねていくのが求められると思います。

NZ地震の後、語学学校ビルの瓦礫を重機で片付け始めた日のことを覚えています。
もうこれ以上人手でやっても無理だからと。。。
日本だったら、最後まで諦めないだろうなと思ったのです。
東北でも辛い決断の時が来るのでしょうか。

Posted by カプメイ at 2011年05月24日 22:20
カプちゃへ

うん、映像と体感したことは違うことが多いものね。。。
今は大雨での浸水が心配。片付けたばかりのところがまた水浸し・・・

日々必要なモノが変わっていくし、カプちゃの言うとおり長期支援は絶対必要。
雪国に暮らしていると、次の雪の季節前には何とか、と願わずにはいられないのよ。
瓦礫は捨てられず残り、除雪も出来ずに、家が本当に埋もれてしまうのが想像出来るから・・・
夏は涼しく、冬は優しくあって欲しい。心からそう願ってる。
Posted by あびび at 2011年05月30日 18:18
こんにちは。

あびびさんあっての稼ぎなのですから、当然あびびさんのお金でもあると思います。

私は勿論、沢山の方々があびびさんの恩恵を受け、感謝しています。

ですから、大丈夫です。
安心して進んで下さい。

パラサイトシングルしている私でさえ、一応社会の一員であると思って過ごしています。
Posted by Q at 2011年06月03日 14:27
Qさんへ

お返事が遅れてしまってゴメンナサイ!

そうですね、母も勿論ですが連れに関しても健康面をサポートしているので
今の生活が成り立ってるのは私の苦労のおかげだとも思うようにします。
と言うか、連れに関しては私が食事コントロールがんばっているのに
本人がブチ壊して食べ過ぎて検査数値を悪くさせると
私が苦労しているのは何のため??と腹が立って仕方無いです。
当たり前だと思っている事がそうではないのだと感謝して欲しいです。
Posted by あびび at 2011年06月25日 13:18
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