2011年11月08日

冬への恐怖

またしても、ご無沙汰の近況報告でござんす。

娘は嫁ぎ、息子は長期海外赴任で、ずっと一人暮らしだった叔母宅
実は叔母が溺愛していた高齢猫が遺されまして
その里親探しの大役を拝命し、無事に良いご家庭で再出発させる事が出来ました。

10キロ近くあって大きいしデブデブだし、でも人懐こくて可愛い子でvv

幸いにも、割とすぐに里親さんが見つかったので良かったんですけど
叔母はずっと具合が悪かったのに『猫を残して行けない』からと
本当は入院治療しなくちゃならないのを拒否していたんだそうです。
でも結局・・・

まぁ、気持ちは私も同じだから、叔母の選択に猫好き魂を見た気がして
だからこそ、新しい家族は良い方をと気合が入ったんですが。

で、ますます気持ちが福島の避難区域に残された子たちに向いてしまい
現地ボラに行きたいけど、自分ちの猫たちからも目が離せないし
(実家の母に何かあったらアレなので、あまり遠出も出来ないし)
ただ毎日、色んなレスキュー団体さんのブログや
支援物資の動向などなどから目が離せなくなって。

必死で生き延びて助けられた子、残念ながら家の中で亡くなっていた子
レスキューボラさんたちをバリケードで封鎖して入れない政府の対策に憤り
何だかもう、感情がとり乱れて日々の生活も上の空状態な時期がありました。

そして

まだHPの時代から長くお付き合いして戴いた大切なお友達、お二方
もなっちと同年代のステキな黒猫くん
らんち先生の大先輩で、そして私のFIV対策の師匠でもあった24才の男前くん
二つの訃報に打ちのめされ、猫友さんたちの心を思うと何も出来ない自分が悔しく。


どの命にも限りがあって、長くても短くても、その子の寿命だとも言われるけれど
家族の元で最後まで愛し愛されて逝くことが出来る
どんなに辛くても、最期を看取らせて貰える事が、亡くなった子からの最期のラブレター
今の私にはそう思える。


例えば私と連れに何かあり、誰にも連絡出来ずの事態になったなら

ウチの4猫も、原発圏内に残されてしまった子たちのように
ただただ私の帰りを待ちわびて『おかさ、寒いよ。お腹すいたよ。どうして?』
そう思いながら、弱い種の悲しさで持ちこたえられる時間は少ないだろうな、って思う。

だから私は叔母の二の舞にはならないように事前に万全の準備をするし
苦しい思いをしている離れ離れの飼い主さんたちと、その動物家族が教えてくれた事

日本国では、どんな事態になっても、動物家族を手放してはならない。
一度手を離してしまったら、もう一度巡り合える確率は奇跡の近いという現実。


毎日、生きていてくれる4猫に感謝をする。ありがとう。
毎日、天災の無い一日を過ごせた事に感謝する。

いつもいつも祈っている。
福島のあの場所に残っている、あの子たちが温かい手の中に戻れますように。
例えそれが家族ではなくても、ボラの人の手でも、温もりを感じて欲しいと。

皆さんの愛猫・愛犬さんたちが健やかな毎日を過ごせますように。。。
posted by あびび at 14:55| Comment(6) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
良いご縁を手繰り寄せた、ご努力に頭が下がります。
幸せになれますように。

私にもしもがあった時のことは、姉に頼んであるけれど、あまりあてにならず、心配です。

私も福島の動物達が気になってなりません。
『バロン、ちょっと待っててね』と、言うだけで、待っても迎えが来ない子達を思ってしまいます。

自分の頭の蝿を追うのが先だと、分かってはいるのですが、辛いです。

Posted by Q at 2011年11月09日 12:22
考えたり思いを深くすると、何も出来ない自分にジレンマ。
自分の役割を考えて果たし、願って祈るしか出来ないです。
Posted by カプメイ at 2011年11月10日 11:23
里親さんみつかってよかったですね。

福島の動物たち。
どうしてもっと早く動けないんでしょうか?
立ち入り禁止になる前に、かなり時間はあったはずなのに。いつも思ってしまいます。
今は残された動物同士の子が生まれ、その子たちも大きくなり、また子を産む...。
そんな現状だと目にしました。

どうなるんだろうと思いつつも、やっぱり見守るしかない自分がいます。
Posted by 沙雪 at 2011年11月10日 19:41
>Qさんへ

誰にでもお腹を見せるような性格のコなので可愛がられて居て安心しています^^
我が家も妹に頼んでいますが、あっちにも先住猫が居るし
何よりもキコは私と連れ以外の人間には『幻』になっているので頭が痛い・・・
本当に、出掛けるたびに不安そうに見送られると心がキュってなりますよね;;
Qさんの所も全体除染が出来ますように願ってます。

>カプちゃへ

今の私は『権力』が欲しい。
私の一声で、せめて離れ離れの飼い主さんとペット家族が一緒に暮らせるようにとか、
警戒区域内での保護が確実に出来るように、とか。
言ったらキリが無いんだけどさ、仮設住宅空いてるんだから
そこに少しずつ被災動物受け入れて、面倒を見てくれる人を雇用するとかさ。
自分が無力過ぎて居た堪れないんだよね。でも、無名の民草の一部として
コツコツと長く支援していくのも大切な事なんだよね。うんうん。

>沙雪へ

うん、大人猫ってなかなか里親見つからないんだけど良かったよvv
都会と違って福島のあの辺りだと一軒の土地家屋が大きいじゃない?
だから気軽にジジババさんたちが避妊・去勢せずに面倒見られる環境だったと思うの。
それが悪循環になっちゃっているんだと...ワンコも手術していないコ多いし...
被災された方を責めたくはないけれど、せめて手術はしないとダメだったよね。
忘れずに現実を知っている事はとても大切な事だと思うし
決して他人事ではないって自分たちも色々と用心していないとね。
Posted by あびび at 2011年11月12日 15:00
もう古本でしか売っていない2002年の本にでさえ
「同行避難」が原則。すぐ避難解除になると思われるような場合でも置いて行ってはいけないと繰り返し書かれてるの
私も行き場のない猫達を何とか・・・と思うし
毎日愛護団体のサイトを必ずチェックしてるんだけど

福島県、こっちと同じような状況だろうなぁと
避妊去勢なしで、外自由みたいな
都会には想像つかないだろけど
自分の敷地内から出ないで暮らせるくらい広い土地だったりするじゃない?
だから外自由はいいとしても
手術をお願いしますと本当に思うよ
私もここ最近捨て猫にばかり遭遇して
お金に限度があってどうにも出来ず。。。
福島の猫達を迎えてあげたいけれど

伯母さんの高齢猫ちゃん、新しいお家が見つかって良かったね
穏やかにゆっくりのんびり暮らせますように
Posted by はちゃぽん at 2011年11月22日 12:12
>はちゃぽんさんへ

タイの洪水災害、自衛隊が犬猫を救助に向かってたもんね。
お国柄の違いとは言え、政府が違うとこんな差が出るって実感したよ。

そそ、都会と違って、こっちでも市街地以外は納屋もあれば庭で畑も出来てて
猫好きな人ならフリーの外猫も安いフードで養えちゃうのよね。
(昔ながらの仔猫捨てをしているジジババも居たりするし)
はちゃぽんさんのBLOG時々こっそり覗いていたから
猫保護してるは知ってた。病気の3ニャンの医療費も大きいのにエライなぁと。

ウチは舐めハゲ2名に増えたから、これ以上の猫数は無理。
でもでも、どうしても福島の子たちが気になって叫びだしたい。
「くそったれバカ政府、行政、東電、本当の意味で責任取れよっっ」
Posted by あびび at 2011年11月26日 18:36
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